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母の日スイーツセット【Numéro 5 Paris(ヌメロサンク・パリ)さん】

昨年に引き続き今年もBLOOM&STRIPES(ブルーム&ストライプス)と母の日スイーツセットでコラボするNuméro 5 Paris(ヌメロサンク・パリ)のフランス人パティシエ
マチューパンソン氏と、奥様でビジネスパートナーでもある斉藤公香さんのお二人にお話しを伺いました。

BLOOM&STRIPES のフラワーギフトとコラボするに当たって、スイーツにかけるヌメロサンク・パリの思いやこだわりが溢れていました。

マチューパンソンさんと斉藤公香さんのお二人

――昨年初めてBLOOM&STRIPES(ブルーム&ストライプス)とコラボしましたが、いかがでしたか?

初めての挑戦でしたが、思った以上にたくさんのご注文を頂き、また沢山のお客様から反響もあってとても嬉しかったです。
母の日は短時間でいっぱい作らないといけないのですが、美味しいもの、可愛いもの、良いものを提供できるように今年はもっと頑張ります。

――今年も頑張ってください去年はヌメロサンク・パリさんとして初めて母の日の経験だったと思いますが、苦労話は何かありますか?

ギリギリまで注文数が分からず、毎日毎日どんどん注文が増えていくので、材料が足りない!パッケージが足りない!など、準備する数がギリギリですごく不安を感じました。

――そういえば、どうしてブルーム&ストライプスとのコラボ商品に、フィナンシェとコック・ドゥ・マカロン(マカロンの殻)のセットを選んだのでしょうか?

私はスイーツ作りの中で“食感の違い”という事をすごく大事にしています。
フィナンシェは柔らかくて、マカロンの殻はサクサク。食感が違うこの2つの味を楽しんでもらいたいと思ってフィナンシェとコック・ドゥ・マカロン(マカロンの殻)をセットにしました。
それにフィナンシェはお店独自の“らしさ”を味に表現できるということと、マカロンの殻はキレイな色が出せるので、見た目が可愛いし、みんな大好きなので選びました。

ちなみにコック・ドゥ・マカロン(マカロンの殻)の色はBLOOM&STRIPESさんのイメージに合わせて作ったんですよ!

――今年は普通の形のマカロンの中に、ピンクのハート形のマカロンが一個だけ入っていますね。何か意味があるんですか?

私のイメージは・・・・・1個だけ入れたのには意味があります。
それは一番大切な気持ちをお母さんにあげる!という気持ちをマカロンで表現しました。だから1個だけです。

フランスでは、例えばバレンタインなどで恋人にお花をプレゼントする時は、一番良いバラを1輪だけプレゼントします。
そんな気持ちをイメージしています。

――そういえばフランスには『母の日』はあるんですか?

はい。ありますよ。母の日には主にお花をプレゼントします。

フランスではお花は大変大切なものです。
母の日には“生きているもの”“美しいもの”“大切なもの”という意味を込めてお母さんにお花をプレゼントするのが一般的です。
子供たちは、お母さんに合う色、イメージに合うお花を選んでプレゼントします。

――母の日にスイーツをプレゼントすることはあるんですか?

フランスではあまりスイーツはプレゼントしませんね。
お母さんにはお花です。
でも子供がお母さんにお料理をつくってあげたり、お菓子を作ってあげることはあります。
私も昔はお兄さんとお姉さんと一緒にお花を買いに行きました。

――へーー可愛いですね!マチューさんは母の日の思い出とかありますか?

う~ん。実は母の日には苦い思い出があります。
ユーロじゃなくてフランの時代だったから、小学生のころだったかな。
兄弟みんなで夕食を作ってお母さんに食べさせてあげようと、皆でラザニアを焼きました。

凄く上手に焼きあがって、あとは食べる前にオーブンに入れて温め直すだけって時に、私がお皿を変なところに置いてしまって・・・・
ラザニアがお皿ごと床に落ちて、ラザニアは飛び散り、お皿も割れてしまいました。お母さんを喜ばせるはずが、すごく怒られてしまいました。

それで後日私一人でラザニアのお皿を買いに行って、もちろんお母さんにぴったりのお花も買って、ラザニア皿とお花をお母さんにプレゼントしました!

――ちょっと泣けちゃうお話ですね。今となっては良い思い出!
そういえばマチューさんって、どうしてパティシエになったんですか?

家族にパティシエは誰もいないんですが、お母さんが料理大好きで毎日家族で一緒にご飯を食べていたので、そういうお母さんの姿をずっと見てきたからだと思います。
小さい頃から、おやつを作ったりするのは大好きでしたよ。

ですから私がパティシエになったときは、お母さんはとても喜んでくれました。
実はお母さんもパティシエになりたかったそうなんですが、昔はフランスではパティシエは男性の仕事で女性はなれなかったんです。今では女性パティシエもたくさんいますが。

――へー、そうなんですね。女性パティシエが沢山活躍しているものだと思い込んでいました。
みなさん気になると思うんですが、Numéro 5 Paris(ヌメロサンクパリ)という名前はどこから来ているんですか?

Numéro 5(ヌメロサンク)はNO.5の意味です。
私(マチュー)のラッキーナンバーなんです。
私の人生の色々なタイミングで出てくる幸運の番号が“5”です。

あとは私の実家の住所が5番地だったり、初めてパリで働いたお店がパリの5区だったり。
それに日本人には“サンク”って言いやすいと思うんです。
日本人のみんなに覚えてもらいやすいようにというのも理由です。

――スイーツ職人として沢山こだわりはあると思うのですが、その中で特に大事にしていることは何ですか?

「味、見た目、食感」、特にこの3つにこだわっています。
ベースはフランスの料理学校で学んだことで、更に様々なスイーツ店で経験した沢山のレシピを元に、自分なりのクリエイティビティをどんどん加えていって、自分らしいオリジナル商品を考えています。

商品開発は常に行っていて、レシピはどんどん変わっています。
アイディアが色々と思いついてしまうので、クリスマスシーズンの忙しい時期でさえ、つい新商品の試作をしてしまいます。
届いたときにお母さんたちに感動してもらえるように、割れちゃいけないとか、パッケージにスイーツがどうやって入っていてスイーツの向きとか入れ方、蓋を開けた時にどうやって見えるか?など細かい部分にもこだわって工夫しました。

――スイーツを作っている時ってどういう気持ちで作っているんですか?

作っている時はいつも頭をフル回転させて沢山考えながら作っています。
飾りはどうしようか?色はもうちょっと濃くしたほうがいいかな?飾りをどうしよう?大きさはもうちょっと小さい方が可愛いかな?など、1回でパーフェクトは目指せないし、いつも気になってしまって、もっともっといいものを作りたいと思っています。
私は常にアーティストの気持ちで作っています。

あとは、同じものをずっと作るのは面白くないから、自分の定番を作らずに、いつも新鮮な気持ちでチャレンジして、お客様にびっくりしてもらいたいです。

――最後に一言お願いします。

今年は私たちの自信作であるマロンケーキがメインのスイーツセットをブルーム&ストライプスさんに企画していただいたので、より一層はりきっています。
お母さんって子供たちからお花をもらうだけですごく嬉しいと思うんですか、スイーツも一緒だったら「見て幸せ」のほかに、「食べて幸せ」まで贈ることもできるので、最高のプレゼントだと思います!

――マチューさん、斉藤さん、今日はどうもありがとうございました。
ブルーム&ストライプスのお花とヌメロサンクパリさんの最高のスイーツを、全国のお母さんにお届けできるように頑張ってください。

このインタビューを通じて

母の日のスイーツギフトにかけるマチューさんと斉藤さんの気持ちが良くわかりました。

インタビュー中に出たお話しで、フランス人にとって『お花を贈る』という行為の中には『大切なもの』『生きているもの(生命)』『美しさ』を贈るという、とても素敵な意味が込められているということを知ることができました。

母の日に関する<BLOOM&STRIPES>と<蜂の家>のインタビュー記事もご覧ください!

BLOOM&STRIPESのインタビュー記事を読む

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